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一人の人間と一人の人間が、つながりながら、交流しながら、全体を形造る社会を目指して、一般社団法人・参加型社会学会を設立しました。蜃気楼大学は、「時代の先見性を体現している人」「地域やテーマにこだわって未来を探っている人」を講師として学ぶ参加型の講義フェス、講義フリマです。第1回、第2回を東京で行いましたが、第3回は京都で実施します。参加型社会が出現する未来イメージを、参加者一人ひとりの活動によって蜃気楼のように浮かび上がらせることを目指します。

日時

令和6年 6月14日(金) 12:30~20:00+夜の宴

場所

第1部 12:30-18:15 遊子庵

住所 京都市中京区御池室町上ル御池之町305 

<アクセス>
地下鉄烏丸線および東西線 「烏丸御池」下車、北西側出口より徒歩3分

第2部 19:00-  学び場とびら

住所 京都市下京区室町通綾小路上る鶏鉾町480番地 オフィスワン四条烏丸13F

<アクセス>
阪急「烏丸駅」もしくは地下鉄「四条駅」より徒歩1分
遊子庵から徒歩15分。第1部からの参加者は、一緒に歩いて移動します。

参加方法

会場参加:第1部は「講義フェス」を2個の教室で実施します。一日最大5講義まで受講できます。また、リビングと和室に出展するブースを訪問できます。

オンライン参加:各講義をZoomで視聴できます。

ブース参加:ブースを出展できます。限定4ブース。

録画参加:後日、各講義の録画を視聴できます。

※全講義は、基本的に録画します。録画コンテンツを事前課題とした反転授業を、1年かけて実施していきます。

お申し込み

一般参加チケット(12:30~20:00)   ¥3,000
                                     懇親会 ¥5,000
      全講義収録アーカイブ ¥6,000
                               ブース出展 ¥4,000
※一般参加チケットは、会場参加、オンライン参加共通です。

講義一覧

タイムスケジュール

登壇者と発表内容が固まり次第、随時アップデートしていきます。
時間帯については、登壇者間の調整により変更することがあります。
スケジュール(スマホ横スクロール)はタブレット以上のサイズでのみ編集可能です
(実際の公開ページではタブレットサイズ以下で横スクロールが表示されます)
遊子庵1
遊子庵2
とびら1
とびら2
ブース
12:30 - 13:30
開会式
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13:40 - 14:40
1
2
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14:50 - 15:50
3
4
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16:00 - 17:00
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17:15 - 18:15
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19:00 - 20:00
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20:30 - 22:00
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懇親会
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13:00 - 18:30
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①参加型社会の原理と現実展開

橘川幸夫(『イコール』編集長)
 
私は1969年から様々な参加型メディアを開発してきました。実践活動の中で発見した法則や手法について説明をします。  現在は、雑誌『イコール』を創刊し、これまでの経験の総決算として、次の世代のメディアマンの育成を行っています。  実践の中で理論を育て、整理された理論が次の実践を誕生させます。みなさんの合流と、それぞれの未来にエールを送りたいと思います。

②人生計画(ライフプラン)の実際

久恒啓一(NPO法人知的生産の技術研究会理事長。多摩大学名誉教授)
 
あなたは、「人生計画」(ライフプラン)を持って生きていますか? 講師は47歳までの「青年期」のビジネスマン時代を経て、「壮年期」は教育者、そして「実年期」の現在は「アクティブ・シニア」として、充実した人生を送っています。 ビジネスマン時代は、「公人」としての本業と「個人」としてのライフワークを両立させるという微妙なかじ取りが必要な「二刀流人生」を送ってきました。 30歳で「一生の計画」、40歳で「30年計画」を立て、毎年の年初に立てた「計画」を実践し、年末に〇×△で総括し、次の正月に計画を立てる。このサイクルを40年以上にわたり続けてきました。マル秘であった30歳から47歳までの驚愕のライフプランとそのノウハウを公開します。 ライフプランは立てた方がいいことは分かっているが、どう作ったらいいかわからない。そんなあなたにライフプランを持つことの大事さと、血と涙の匂いのする具体的なやり方の実践例を提供します。 あなたの人生は一変する可能性があります。お見逃しなく!。 (参考 久恒啓一図解ウェブ https://www.hisatune.net/

③学習者中心のフィールドワーク:関係性型学習RBL

松榮 秀士( PaKT・統括/同志社SI) 
京都市大学政策、京都市地域イノベーション、同志社大学、(株)マザーハウス、PaKTとの協働による、大学向けの教科書作り 課題解決型のPBLに限界が見えてきた。新たなプログラム作りとしてPaKTが村・留学やマナビノバその他プロジェクトを通じて実践してきたRBL(関係性学習)を考え、学習者中心のフィールドワークのあり方を提案する。

④LGBTQ+当事者アクティビストふたりの、痛みを力に変えるソーシャルアクションの歩み(オンライン)

吉川ヒロ(tomoni.)
 

プロフィール
tomoni.(宝本いつみ・吉川ヒロ)
「何ひとつおいていかない」を大切に、対話し、 場を共にし、それぞれの声に耳を傾けて、いのちを大切 にするユニットとして 2022年10月に結成。性の多様性を含めた、あらゆる違いが豊かさになる社会を目指して、多様な性を切り口にした人権研修や出前授業、外部講師を招いたワークショップの主催等を関西を中心に実施している。
 
【宝本いつみ】
1989年生まれ。大阪府出身・在住。 中学生のころから「どうしたら世界は平和になるのか」という問いを持ちつつ、大学時代は途上国でのボランティア活動に参加。周囲に生きづらさを抱える友人が多くいたことから、人の内面や環境との相互影響に関心が向く。介護現場で働きつつ社会福祉士を取得し、2018年度よりスクールソーシャルワーカーとして活動。同時に、人間の意識やつながりの創出について学び、「みんなと一緒に」「自分を生きること」を探求中。内側の変容と外側の変革を両方していきたい。自他理解&つながりを生み出す場のリードや、自分のマイノリティ性を活かした多様な性の講座も行なっている。人の自然体を写真に撮ることが好き。

【吉川 寛】
1989年生まれ。大阪府在住。 4歳頃に「からだと自分の性別が違うようだ」と気づき、人と違う自分を意識し始める。学生時代のマレーシア植林ワークキャンプやアメリカでの国際会議などを経て、生まれや性別、国籍、経済状況などの様々な違いが「差」になることに疑問を持つ。違いが間違いではなく豊かさとなり、自分と相手の”らしさ”の尊重が両立する世界の作り方を、社会と個人の両面で探求を続ける。 20歳でトランスジェンダー男性/パンセクシュアルであることをカミングアウト。同時期から教育現場での多様な性を切り口とした人権講演や、LGBTQ+や教育関連の相談業務に関わる。魂を揺さぶり自分らしさを呼び醒ます講演家として活動中。

内容
セクシュアルマイノリティ(LGBTQ+)の一員でもあるtomoni.が、すべての人がつながりと希望に開かれて生きていくために行うソーシャルアクションの探求の軌跡を話します。教育現場で子どもたちと輪になったり、セクシュアルマイノリティの仲間と対話の場を持ったり、多数派と少数派の当事者と共に葛藤解決について探求を深めたり。「ディープデモクラシー」「人権」「ジェンダー・セクシュアリティ」「教育」「対話」等をキーワードに、tomoni.は新しい社会活動家として、個人の平和も社会の平和も諦めない道を探求しています。 道半ばの歩みを、なにもおいていかない新しい社会の創出を探る、あらゆる分野のシン・アクティビストの皆様に分かち合えることを楽しみにしています。

※当日はヒロのみの登壇になります。

⑤AI共創ラーニングと参加型社会

田原真人(一般社団法人 参加型社会学会)
印刷技術の登場によって一つの考えを多くの人に広めることが可能になった。その結果、「教師」「教科書」「黒板」「生徒」という4つが組み合わさり、教師が黒板に文字を書きながら授業を行う教育が登場して学校ができた。
 
インターネットが登場すると、動画によって授業をアーカイブして配布することが可能になった。その結果、「動画」「生徒」「ファシリテーター」という3つが組み合わさり、アクティブラーニングや反転授業という方法が生まれた。
 
生成AIが登場したことで、学びのデザインは、どのように変わるのであろうか。これから出現するかもしれない新しい学びのデザインを提案し、参加者の皆さんと対話したい。

⑥京藍が生み出すソーシャルインパクト

松崎陸
1990年京都に生まれる。22歳の時にNYで藍染に出逢い、帰国後に愛媛県西予市で養蚕から手織り、和裁までを一貫して学ぶ。その後、江戸時代から続く染め工房 染司よしおかへ入門。 染色の技術を磨き正倉院宝物の復元に携わる。染司よしおか独立後、大正時代に滅びた京藍を復活させる。現在は 天然染色の技法を使いアート製作を行い2023年には妙心寺 桂春院へ京藍壁観図を奉納。2024年には山本寛斎やイタリアのラグジュアリーレザーブランドValextraとコラボ。伝統文化×現代アートを組み合わせ一度滅びた京藍を次代へ残す為活動している。

⑦22世紀の人間知性 - Human Intelligence

安川新一郎(東京大学未来ビジョン研究センター特任研究員、グレートジャーニー合同会社代表)

産業革命が人間を肉体労働から解放したように、デジタルAI革命もまた、人間を頭脳労働の仕事から解放していくことでしょう。

しかし、同時に人間を特別な存在足らしめていた頭脳が機械に凌駕されていくことに対して私たち人間(Human-being)は、漠然とした不安を感じつつあります。

 また、21世紀に入り私たちは様々な危機に直面しています。

過去200年の世界を牽引してきた西洋社会の人間(Human)を中心においた価値観(ism)、

すなわちヒューマニズム(人文主義、人間主義、人間中心主義、人道主義)に大きな疑問符がつき始めているのも、AIやロボットという機械が大きく存在感を持ち始めた事と無関係ではありません。

そもそも人間は動物とどう違うのか、またそうした機械とはどう違うのか。

機械知能(AI)の進化が加速する中、我々人類の役割、特に人間知性(Human Intelligence)とは何か、そしてそれをいかに鍛えるについて探求と実践の本を昨年出版し、今年からBRAIN WORKOUT JOURNEY(BWJ)という私塾を始めました。

22世紀の新しい知性に覚醒した新しい「人間」(Human-being)を共に創る、その内容の一部をご紹介します。

⑧ラップアラウンドの実装に向けて

久保樹里

プロフィール
一般社団法人ALLOUND 代表理事 日本福祉大准教授
 
内容
2016年に米国のラップアラウンドというアプローチと出会い、これを日本に合った形で日本で展開したいと思うようになる。伝え続けるなかで、共感してくれる仲間が増え、その協力をもらいながら、日本への導入が少しづつ進んできている。

⑨クロストーク「ポストAI時代の教育とは?」

登壇者プロフィール

市村淳子(京都市立葵小学校 校長)
江藤由布(私立高校教諭・一般社団法人オーガニックラーニング代表)
田原真人(一般社団法人参加型社会学会理事)

2024年は、AI元年と呼ぶにふさわしい状況になっています。これから、社会が大きく転換していく予感の中、3人の登壇者で教育の未来について語り合います。

⑩マーケティングとしての家族の健康からの脱却。

宮崎要輔
講師プロフィール
2007年より一本歯下駄専門指導。2010年から一本歯下駄GETTA®︎開発。プロボクシングでは久田哲也、石田匠のサポートで京口紘人、寺地拳四朗、井上拓真と世界王者のベルトを賭けた世界タイトルマッチを経験。7年目になる滋賀学園陸上競技部では、5年連続の全国高校駅伝や800m高校生新記録、OB の箱根駅伝を含む3大駅伝完全優勝を経験している。一本歯下駄GETTA®︎の特許と一本歯下駄GETTA®︎一本歯下駄インストラクター®︎一本歯下駄トレーナー®︎商標を個人所有する一本歯下駄の第一人者。社会学修士、教職専修4科目免許所持。
 
例えば「市民ランナーの走り方とアスリートの走り方は違う。」 と聞けば多くの人が納得して、アスリートの走りはアスリートのものであって、自分は市民ランナーとしての走りを身につけよう。市民ランナーの走りを学ぼうとなるのではないでしょうか。 実はそれがすでにマーケティングに誘導されている選択になります。 段階別、タイプ別というもっともらしさの中で多くの人は、自身や家族のために健康づくりをキャッチしていっているつもりでマーケティングの中でキャッチさせられています。 そうした社会だからこそ、トップアスリートクオリティを家族の健康に持ち込み、本当に家族のためのノウハウを共有します。 元気な90代とトップアスリートの共通点。 100年前に90歳以上の長寿を生み出したダンスメソッド。 デスクワーク能力を上げる三半規管×腸腰筋トレーニング。 質疑応答からの姿勢やトレーニングについて。 世界タイトルマッチ、オリンピックといったスポーツの最高峰の勝負の世界でアスリートと共に戦うなかで講師がみつけた原則について、親族の健康を思う人のために特化してお伝えします。

ブース出展

ブース出展希望者は、スペースが4カ所限定ですので、お早めにお申し込みください。
・会場:遊子庵のリビング2か所、和室2か所
・時間:12:30~18:15

※ブース出展者は、懇親会の参加費無料
※テーブルを用意できます。
ブース出展料は4000円です。限定4ブース

運営

主催  一般社団法人 参加型社会学会
協力  株式会社デジタルメディア研究所
協力  株式会社デジタルファシリテーション研究所